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「原発事故で死者は出ていない」と無神経に言える理由(下) [完成披露上映会に向かって]

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 原発推進派のマスコミは再稼働に向けて応援中だ。

 社説に「与党が再稼働を決めたことは評価できる」と平気で書く新聞。

 福一の作業員が何人も急性白血病で死んでいるのに、伝えない報道番組。

 こうして、本当の悲劇を知らないまま多くの人は

 「***ミックス」に踊らされていくのか?

 これでいいはずはない。

 大切なのは原発事故の悲しみを知ること

 家族が引き裂かれ、友達と離ればなれになり、

 仕事を失い、家をなくし、避難所で生活する。

 そして故郷まで奪われる。それが原発事故なのだ。

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 それをマスコミはちゃんと伝えていない。

 原子力ムラと利害関係のある報道機関は

 それを伝えることができない。

 けど、それを伝えることができるメディアがひとつだけある。

 映画だ。

 大企業から資金が出ていない映画なら規制されない。

 真実を伝えられる。

 だから「朝日のあたる家」を作った。

 単に原発事故の怖さを描いただけの映画ではない。

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 家族にとって、日本人にとって、一番大切なものは何か?

 今、私たちが一番考えるべきこと。守るべきことは何なのか?

 それを伝える映画だ。

 そして、何より、福島の現実を、悲しみを、他人事ではなく

 自分のこととして考えることのできる作品だ。

 今週末、静岡県湖西市で完成披露上映会がある。

 近隣の方はぜひ、来て頂きたい。

 東京公開は未定。

 だが、多くの人が湖西を訪れ、盛況となれば、全国で見てもらえるチャンスも出て来る

 応援。お願いしたい!

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