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編集作業は俳優が役になりきるのと近い? [編集作業]

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 ようやく、後半戦再開!

 と思いきや、やはり、すぐにその世界に入り込めない。

 シナリオ執筆も、編集もそうだが、

 その日の朝、誰かと電話で話しただけでも、

 編集モードが解けてしまい、1日編集ができないということがある。

 どうも、トーキング・モードと

 ライティング・モード(エデティング・モードも)は別の脳を使うようで
 
 すぐに切り替えが効かない。

 別のいい方をすると、呼び出したイタコの霊が去って行ってしまうようなもの

 霊を呼ぶにはまた集中力と時間が必要。

 なのに、昨年の春(ちょうど1年前だ!)

 シナリオを書くときも、何度も人と会わねばならず、執筆を中断

 そして、また、霊を呼び出すという作業の繰り返し

 もの凄く、苦しかったのを思い出す。

 今回もそれ、監督業以外にもせねばならない作業があり

 どうしても、人に会う、電話をする、ということが多々ある。

 また、編集作業を中断。日が経つに連れてその世界に戻るのがむずかしくなる。

 たぶん、俳優の感覚と同じではないか?

 俳優も出番がしばらくなく、ロケ先から東京に戻り

 自分自身になってしまうと、数日後に撮影に参加したとき

 役になりきれなくて苦しい思いをすると聞く。

 それがあるので、撮影中に、俳優が東京に戻るのはなるべく止めてもらう。

 ロケ現場に帰って来たときは、別人28号ということがよくある。

 また、掛け持ちで数本の作品に出演している俳優も同じ問題を抱えるだろう。

 東京の撮影というのも、同じ。

 現場では役になりきるが、自宅に帰るとどうしても自身に戻る

 また、翌日、現場に行き、役になる・・・

 役を掴む頃にはクランクアップ・・。

 だから、僕は地方ロケが好き。

 俳優も撮影期間中は役になりきれる。

 「青い青い空」のときは、皆、役になりきってしまい、

 撮影が終わっても、書道部の合宿状態。

 皆「みさと」「真子」「ミチル」「三美子」「トン子」

 と呼び合っていた。

 今回も同様に、平田家は家族になり

 「あかね」「舞」「お父さん」「お母さん」

 と呼び合っていた。

 宿舎であっても、平沢いずみではなく、あかねなのだ。

 同じように、編集も、「朝日のあたる家」の世界に入り込まないと

 作業ができない。

 そこから一度、現実に戻ると駄目

 ここ数日。別の作業をしたので、全然、入り込めない。

 パソコンに向かうが手が動かない。

 どうすればいいのか?

 締め切りだけが、どんどんと近づいてくる。

 (つづく)


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