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「青い青い空」と「ストロベリーフィールズ」 [映画感想]

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 以下2本。僕の映画を見てくれた方からの感想。
 読者の方から頂いたのでご紹介。

『青い青い空』
『ストロベリーフィールズ』

 *****************************

今の子供達

そしてかつて
真子やみさと、三美子、トン子、ミチル
そして夏美や美香、理沙、マキだった
私達大人も

本当に大切なものは何か…
生きて行くのに必要なものは何かを…
忘れてしまっているのかもしれない。

どんどん便利になり
情報が溢れている今に生きる子供達は
人とコミュニケーションをとらなくても
欲しいものは何でも簡単に手に入り
昔のように我慢する事も少なくなって
きている様に思う…

今の大人達も
忙しさを理由にし
便利なものに頼り
子供達と向き合う事を
あまりしなくなったのかも
知れない…

ある意味
昔よりも生き易くなったのかも
知れないけれど
かわりに大切な何かを
どこかに置き忘れてしまった。

時代の流れがそうしたのだとしたら
私達大人が
本当に大切なものは何か…
何故生まれてきたのか
何の為に生きているのか
子供達の存在理由を
きちんと
今の子供達に伝えて行かなければ
ならないんじゃないか…

本当に大切なもの…
それは今も昔も変わらない…
目には見えない心だと。

人は決して一人では生きていけない
誰かの支えがあって
誰かと繋がっているから
生きていられる。

人は
どんな人も
心に闇を抱えている
幸せそうな人も
何不自由なく生活している人でさえも
何かしら悩みを抱えている…

真子には真子の
みさとにはみさとの
また、子供達を取り巻く
大人達も…
ここに登場した人間全てが
それぞれの悩みを抱えながら
生きている
そして
悩んだり泣いたり
傷付いたり傷付けたり
そんな葛藤を繰り返しながら
少しずつ
絡んでいた糸をほどいていく…
そうやって成長していく姿は
今、まさに生きている自分達の姿。

映画を観ているうちに
自分を重ね合わせて

あの時あんな風に言えば良かった…
もっと優しくしてあげれば良かった…
隣に居てくれてありがとう…
私にも生きている意味があるんだ…

色んな思いを巡らせながら
知らず知らずのうちに
気持ちが整理されて
忘れそうになっていた
大切なものを思い出していた。

明日からまた
自分の足で歩んで行かなければ
ならないのに
一歩踏み出せないでいる
そんな私の
背中を
みんながそっと押してくれた
そんな気がする…


人を傷付けるのが人だとしたら
その傷を癒すのも
また人だと…

寒くて凍えそうな冬の後に
必ず
あたたかな春が訪れる様に…
悲しみや苦しみの中にも
必ず
希望の芽が芽吹く…


書道はうまい下手とちゃう!
自分らしさがあるか?
気持ちが出ているか?
それが大切や!

人生もそうだと!

娘達の胸に
そして自分の胸に
八代先生の言葉を刻んで

ありのままでいいんだ…と。


素晴らしい作品に出逢えた奇跡に
感謝します。
ありがとうございました。


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