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もし我が家が原発問題に直面したら僕は…? [シナリオ感想]

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  次回作のシナリオ
 
 原発事故に巻き込まれた家族を描いた物語

 現在、極々、親しい内輪の友人たちに読んでもらっている。

 そんな一人。和歌山県の友人が感想をくれた。

 ご紹介する。


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先ず、今回の主役となる家族。

父母と二人の娘の四人家族。我が家の家族構成と同じ。
あかねと舞の姉妹は『となりのトトロ』のさつきと、めいタイプでしょうか?
先ず、それで親近感が湧きました。
台本読んでいくにつれて

政府や電力会社の金儲け主義にムカついてきます。

最初は大丈夫大丈夫。大したことない!
と言っときながら避難範囲が拡がっていく。

そして、もし我が家が原発問題に直面したら僕は…嫁は…娘たちはどうするんだろう?
と考えさせられました。

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僕らが住んでる和歌山県には、原発はありません。

でも僕が小学生の頃住んでいた日置川町
(合併して現:白浜町)にも原発建設計画がありました。
子供のころの記憶なので曖昧ですが、
当時も関西電力は『原発のええこと』ばかり言ってたような気がします。

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地元雇用が増えて町が活性化する。

多額の固定資産税が町に入る。
色んな補償金で『箱もの』や『公園』が作れる等々。

でも当時の大人たちの最終決断は『原発反対』でした。

用地買収もある程度進んでいましたが、
関西電力は日置川町への原発建設を断念しました。

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日置川町市江地区の海岸近くの山林の登記名義は今も
『関西電力株式会社』で多く残っていると思います。

原発を拒否した日置川町は、その後過疎化をたどり

最終的には旧白浜町と合併して、今の白浜町となりました。

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でも日置には昔と変わらず青い青い空、綺麗な海が残っています。
農業も漁業も盛んです。

決して裕福でなくても自然を大切にし、その自然から得るもので
生計を立てている日置は

僕にとって大切な大切な故郷です。

福島原発被害に直面された人々は今も不自由な生活を送られています。
毎週末の総理官邸デモに全く耳を傾けない役人たち。

このままでは、あかねと舞のように故郷を離れていく子供たちを
何人作ってしまうのでしょう?
本当に日本はどうなってしまうんでしょう?

太田監督の台本が映画化されて

政府や電力会社役員の耳に届いてほしいと願います。

すみません。思うがままに感想を書いてしまってます。
乱文や意味不明の部分やネタバレの部分もあると思いますが
率直に書いてしまいましたm(__)m

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