低予算映画でも豪華な文芸作品になる?方法 [四季の風景撮り]
映画の中で使われる春夏秋冬の風景。
昨年、夏から私(監督の太田)が撮影を続けている。
(写真下は秋の紅葉を撮影したとき)
この元旦には神社での初詣を撮影。
湖西市の正月を描くシーンとして使われる。
映画で美しい季節の風景が映し出されると、作品自体のランクが上がるもの。
ドラマ「北の国から」が名作なのは
物語が感動的というだけでなく、富良野の町の美しい四季が映し出されることが大きい。
雪の草原、春のラベンダー畑、夏の入道雲・・。
その中を純や蛍が成長していく・・。
それが一因となり本来はホームドラマなのに
文芸作品の域に達したのだ。
だが、それには高額の経費と月日が必要。
四季を全て撮影をするならば、1年がかり
そのたびにカメラマンを雇い、機材をレンタルし
交通費や宿泊費。人件費や食費などもかかる。
膨大な時間が必要で、経費も高額。
よほどの大作映画でないと、そんな贅沢な撮影はできない。
が、「北の国から」のように四季を描くことで、ランクアツプする方法は
低予算映画でも実践できる。問題は予算だけだ。
で、今回は私が1人で季節ごとにロケ地に行き撮影。
できる限り新幹線を使わずに、高速バス等で移動し
食費は自腹。
(或いは地元の方にごちそうになる・・この方が多く感謝!)
会議やロケハンを併用したスケジュールにして、
残りの時間で風景撮影をする。
とにかく、経費やスタッフを使わないようにしている。
それによって企業映画でも描くことが難しい、
季節の移り変わる美しい映像
映画の中で見せることができる。
「朝日のあたる家」の見所のひとつとなる。
夏、秋、冬の風景は公式HPのギャラリーでスチール写真として紹介している。
ここ=> http://asahinoataruie.jp/wp/?page_id=44
(つづく)
2013-01-02 09:26
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コメント(1)
明けましておめでとうございます。
映画、楽しみにしております。
by 丹下段平 (2013-01-03 03:56)