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原発事故の映画を作ろうとした理由 [本格始動編 2013]

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 原発事故の悲劇を描いた映画

 ”朝日のあたる家”

 昨年夏から取材を始め、原発映画を作ることを決意

 ある町の市長さんに相談

 (彼のスピーチを聞き、原発問題に興味持った)

 ”応援する!”といってもらえた。

 今年の春にシナリオが完成。

 準備を進め

 この夏。町の方々にも相談。協力を得ることになり、準備をスタート

 ロケハンも始め。夏の風景撮りも行った。

 そして、早くもある新聞社さんが取材をして下さり

 映画製作のスタートが報じられた!


 が、製作費集めはこれから。

 多くの方々の応援を得て進めて行く。

 なのに、風景撮影?と言われるかもしれない。

 でも、映画は資金が集まってからスタートしたのでは遅すぎる

 時間がなさ過ぎて。作品レベルが落ちてしまう

 それを上げるためには時間と、更なる予算が必要

 だから、やるぞ!と決めた瞬間から準備を始めなければならない。

 映画黄金期のような流暢なやり方で、映画作りは不可能。

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 今月に入ってから、本格的な資金集めをスタートした。

 同時に秋の風景撮り。

 前作と同じように、その町の美しい四季を映画に織り込んで行く。


 今回の映画は原発事故が題材

 福島の事故は本当に酷いものとなっている。

 なのに多くの人が他人事のように考え、すでに収束したと思っている。

 だが、今も多くの福島の人たちは自宅に帰れず、避難生活を続けている。

 放射能との戦いも続いている。

 それは、何十年も続く悲しみ。

 なのに、収束した・・と宣言した総理までいる。

 それでいいのだろうか?

 広島や長崎に原発が落とされたこと。その悲劇を

 語り継ぐのと同じ。福島のことも忘れてはいけない。

 原発事故の悲劇を伝え、みんなで考えること。

 今回の映画の目的である。


(つづく)


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