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女子高生コンクリート詰め殺人事件”と次回作(7−終)  [脚本]

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”調べなくてもいいから、早くシナリオを書いてほしい”

 それは何でもいいから、金をかけず、早く進めて、上げてしまえばいい!

 安く作って、儲かればいい!という発想だったのだ。

 幸い、監督も、スタッフも真摯に題材と向かい合い

 さらに製作会社の弁護士も、いい加減な描写をすると告訴される恐れがあること。

 を指摘。取材の必要性を誰もが認めることになる。

 徹底取材のやり方は、脚本家デビュー以前に書いたミステリー小説

 ”救世主ケイン”

 で実践したもの。

 1年以上取材。そのときの題材は精神病だったので

 それを勉強するところからスタートした。

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 さらに、”青い青い空”では

 書道を勉強するところからスタート
 
 この種の映画も、題材を全く勉強せずにシナリオが書かれることが多い。

 実際、似たようなドラマが何本も作られたが

 ?????というものが多かった。

 と、いいながら、今、執筆中の原発事故のシナリオ。

 まだ、調べが足りない部分があった。

 取材したあとに、それを把握して、作家がそれを完全に理解しないと

 物語は作れない。

 コンクリート事件でも、事件発生からの経過を表にした。

 今回も原発事故の経過を表にする。

 先に、このブログでも紹介したが、それを見ると流れが良く分かる。

 なるほど、これを早くやるべきだった。

 執筆を続ける!


 (この項、了)

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