SSブログ

親子に伝える大切なこと [●「朝日のあたる家」序章 2012]

_D7H2897.jpg

 2011年 秋

 ”青い青い空”を見てくれた

 ある男性からこんな批判を聞いた。

 ”今は昔と違い。受験戦争などない。一流大学神話を信じる真子(相葉香凛)の母親

 あんな親はもういない。まるでリアリティがなかった”

 でも、映画の中で描かれている方が現実。


 P1100296.jpg

 ”青い青い空”のシナリオを書くとき

 書道だけでなく、教育現場の取材。

 現役の教師の方々。母親。高校生たち。教科書会社の方。

 それを踏まえて、シナリオを書き。

 今時、よくいるタイプの母親として、真子(相葉香凛)の母のキャラ作りをした。

 勉強。勉強とうるさく。一流大学へ娘を行かそうとする。


 IMG_0123.jpg

 批判した男性は教育現場にいる訳ではなく、子供が学生でもないので。

 分からなかったのだ。

 実は僕自身も、そんな母親が未だにいるとは想像せず驚いた。

 確かに今は実力主義の時代だのに、一流大学!という母親はおかしい。

 受験勉強より大切なこと。

 人として大事なこと。生きる上で大切なこと。

 そちらを教えること、伝えること重要だと思う。

 それを映画を通して伝えたかったのだ。

  IMG_0178.jpg

 同じように、今、多くの人が間違った認識をしている。

 ”放射能なんて怖くない””事故は収束した””食べて応援”

 未だに一流大学神話を信じ続けることも、放射能の恐怖を理解しないことも

 子供たちを傷つけることに繋がる。

 何より受験戦争は数年で終わるが

 放射能は1万年近く残り、放射線を出し続ける・・。

 (つづく)

IMG_2482.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。